イレクターパイプの種類と選び方|Φ28・Φ32・Φ42の違いを解説

イレクターパイプの種類と選び方|Φ28・Φ32・Φ42の違いを解説

イレクターパイプには、直径の異なるΦ28・Φ32・Φ42の3種類があります。

数字が大きいほどパイプが太くなりますが、「とりあえず太いものを選べばよい」というわけではありません。作りたいものの大きさや用途、組み合わせるジョイントなどに合わせて選ぶことが大切です。

この記事では、Φ28・Φ32・Φ42の違いと、それぞれに向いている用途を初心者の方にも分かりやすくご紹介します。

イレクターパイプは3種類の太さから選べる

イレクターパイプの基本となる太さは、Φ28・Φ32・Φ42の3種類です。「Φ」は直径を表しており、Φ28ならパイプの直径が28mmという意味です。

パイプの太さと1mあたりの質量は、次のように異なります。

種類 直径 質量の目安 主な特徴
Φ28 28mm 約520g/m DIYで幅広く使いやすい基本径
Φ32 32mm 約750g/m 重量物への対応に適した太径
Φ42 42mm 約820g/m 大型の構造物に使われる最大径

パイプ径ごとに使用できるジョイントや部品が異なるため、パイプだけでなく、必要な部品も含めて選びましょう。

Φ28イレクターパイプ|DIYで幅広く使いやすい基本径

Φ28は、イレクターパイプの基本となるサイズです。

対応するジョイントや純正部品の種類が豊富で、収納棚や家具、ガーデニング用品、車載用品など、さまざまなDIYに活用できます。

Φ28が向いているもの

  • 室内の収納棚やラック
  • テーブルや作業台
  • ガーデニング用品
  • 車載棚や車中泊用品
  • 趣味用品や生活用品

初めてイレクターを使う方や、家庭で使う収納・家具を作りたい方は、まずΦ28から検討すると選びやすいでしょう。

ヤザキショッピングでは、規格サイズのパイプに加えて、必要な長さを1mm単位で指定できる カット販売 も行っています。

Φ28イレクター部材を見る

Φ32イレクターパイプ|重量物への対応に適した太径

Φ32は、Φ28よりも太く、重量物への対応を考えた構造物に適したシリーズです。

パイプを太くすることで、設計によっては構造物に使用するパイプの本数を減らし、シンプルな構造にできる場合があります。

Φ32が向いているもの

  • 重量物を載せる棚
  • 業務用のラック
  • 工場や作業現場で使用する構造物
  • パイプの本数を抑えたい大型の製作物

Φ32には専用のパイプ、ジョイント、純正部品があります。Φ28用の部品をそのまま取り付けることはできないため、対応径を確認して選びましょう。

Φ32イレクター部材を見る

Φ42イレクターパイプ|大型構造物に使われる最大径

Φ42は、イレクターパイプの中で最も太いサイズです。

大型のラックや設備など、より大きな構造物を製作するときに使用されます。Φ28・Φ32と比べて対応部品が限られるため、作りたい構造や必要な部品を確認してから選ぶことが大切です。

Φ42が向いているもの

  • 大型のラック
  • 大きな屋外構造物
  • 工場や物流現場の設備
  • 太いパイプを生かした構造物

Φ42とΦ28は、対応する異径メタルジョイントを使用することで連結できる場合があります。異なる径を組み合わせる場合は、対応する部品と使用条件を必ず確認しましょう。

Φ42イレクター部材を見る

迷ったときの選び方

家庭用のDIYや収納を作りたい

対応部品が豊富で幅広い作品に使いやすい、Φ28がおすすめです。

重量物を載せる棚を作りたい

構造や荷重条件を確認したうえで、Φ32を検討します。

大型の構造物を作りたい

Φ42を検討します。使用できるジョイントや部品を事前に確認し、用途に合った設計を行いましょう。

パイプの太さだけで安全性や強度が決まるわけではありません。 構造物の寸法、形状、補強方法、ジョイントの種類、荷重のかかり方などによって必要な設計は変わります。

パイプと部品の対応径を確認しよう

イレクターのパイプ、ジョイント、純正部品には、それぞれ対応する径があります。

商品を選ぶときは、商品名や商品説明に記載されている「Φ28用」「Φ32用」「Φ42用」などの表示を確認してください。

異なる径の部品を無理に組み合わせると、正しく固定できないだけでなく、製作物の安全性にも影響します。異なる径を連結するときは、必ず専用の異径ジョイントを使用しましょう。

作りたいものに合ったパイプを選ぼう

イレクターパイプは、作りたいものに合わせてΦ28・Φ32・Φ42から選べます。

家庭で使う収納や家具などのDIYにはΦ28、重量物への対応を考える場合はΦ32、大型構造物にはΦ42が選択肢になります。

まずは作品のサイズや用途を決め、対応するパイプ・ジョイント・純正部品を確認することから始めましょう。